成都観光・成都現地ガイド及び九寨溝・チベットラサ観光紹介

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成都観光・金沙遺跡博物館

金沙遺跡(きんさいせき)は、中国の四川省成都市にある殷周時代の遺跡。面積は5平方kmを越えます。2007年4月16日に金沙遺址博物館(金沙遺跡博物館)が開館され、遺跡の祭祀区発掘現場と発掘文物を展示しています。

四川省成都市で偶然発見された金沙遺跡は、21世紀における中国考古学界の重大な発見と言われています。金沙遺跡の発見は、大きな難題となっていた三星堆文明の消滅の謎だけではなく、成都市の起源の問題まで解決しました。それに、「古蜀文明」(四川の古代文明)を代表する遺跡として、金沙遺跡は三星堆(さんせいたい)遺跡と共に、中国の世界文化遺産暫定一覧表に記載されています。

金沙遺跡は紀元前12世紀~紀元前7世紀の間、長江上流の古代文明の中心である古蜀王国の都の跡だとされています。ここから出土された金器、玉器、青銅器、陶器、象牙など、貴重な文化財は数万点を数えます。その中で最も有名なのは、中国文化遺産のシンボルマークと成都市のシティプロモーションロゴマークに使われている「太陽神鳥金箔」です。この美しい黄金の装飾品は、古蜀人の太陽と鳥への崇拝を表わしているほか、彼らの宇宙観も示しています。厚さわずか0.02センチ、重さ20グラムの極めて薄い金箔に彫られた太陽の12本の光と、それを巡って飛んでいる四羽の神鳥は、それぞれ12カ月と四季を象徴しており、古蜀人の深い哲学的思考、豊かな想像力、並外れた芸術的創造性、そして卓越した金細工技巧を反映しています。殷周時代の貴重な物品がぞくぞくと発掘され、21世紀の中国の考古学史上、最初の大発見と言われています太陽神鳥金箔は、この遺跡で発見された遺物の代表的なものです。太陽神鳥金箔は、外径12.5cm、内径5.29cm、厚さ0.02cm、重量20gの比較的小さなものですが、写真にもある通り、その美しさは長い時を経た今でも変わりません。屋根もあるので、オールシーズン安心して楽しめます。


2005年4月、金沙遺跡と出土文物の保護、研究、展示をするテーマとする金沙遺跡博物館が建設されました。博物館の敷地面積は30万㎡?延総建築面積は3.5万㎡で、遺迹館陳列館文物保護中心の主要な三つの建物からなっています。 出土品には、わずか直径20cmの太陽神鳥金箔に代表される金器や四節玉に代表される玉器に逸品が展示され、青銅人頭像に特徴がある三星堆遺跡とはまた異にした特徴を持っています。現在、三星堆博物館にも匹敵する、成都市の新観光名所になりました。


成都金沙遺跡は21世紀で中国一の考古発見と言われています。出土した3000点余りの文物の中に、精巧で美しい黄金や玉で作られた装飾品と陶磁器、象牙、亀甲、鹿角などの埋葬品が多く存在しています。専門家の話によると、この遺跡の文化は近くにある広漢三星堆の文化と発祥地が同じで、3000年にわたる輝かしい古蜀の文化を表しています。
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