四川省名勝旧跡、成都観光お勧め・安岳石刻
四川省安岳石刻は、又は安岳石窟、全国重点文化財で、世界遺産地大足石刻の附属風景区・安岳石刻。四川省資陽市安岳県にあり、成都から170キロ程、大足石刻から30キロだけ。 四川省安岳県には、 現在、歴代の石窟像は200箇所、山造像は10体も発見されている。ここの石刻は、仏教と道教の作像が多い。 これらは、わが国の石刻芸術の最盛期の作品(唐宋時代)で、高い彫刻芸術価値を持っている。造像スタイルは純朴で魏晋風を持つ少数のほか、大部分の石刻、唐代の豊満で雍容華貴なスタイルが多いである。
安岳石刻は南北朝の時期、梁武帝の2年(西暦521年)に開削され、唐と宋の二代に最盛、明と清まで民国まで続いた。 安岳県の各郷にはいろいろ石窟の造像遺跡があり、民間造像されており、その中には仏教石窟を中心としたものもあり、一部の道教の造像もある。安岳石窟は21万字石刻仏典を持っている。 毘盧洞にある北宋紫竹観音、唐代最大の道教石刻群である玄妙観、五代時代の石窟群である庵堂寺などがある。 安岳石窟は、大部分が完全に保存されており、高い観賞価値を持っている。安岳石窟はすでに世界文化遺産のリストに載っている。
安岳石刻は現在、中国古代仏教の造像遺跡が一番多く分布している県で、特に唐代と両宋の造像の美しさが世界に知られている。 安岳石刻は世界遺産・大足石刻の付属風景区で、2000年に国家文旅局から「中国石刻の郷」と呼ばれた。安岳は、文化財の古跡が多く、石刻造像は珍しい文化財の宝庫と言われたところ。 安岳県には230か所余りの石窟があり、造像数が多く、分布が散在している。有名なポイントは、臥仏院、玄妙観、千仏寨、園覚洞、華厳洞、毘盧洞、名山寺、孔雀洞、玄妙観、木戸寺、報国寺、半月山大仏など。
円覚洞
円覚洞は安岳町の雲居山にある。石刻は 唐、五代、北宋に開削され、現存する窟の数は103個、造像数は1933体で、主に北崖の釈迦仏、浄瓶観音、蓮華手観音と南崖造像は毘沙門天王、十六羅漢、地蔵王、仏道合造像などがある。
華厳洞
安岳町からの南56キロの石羊鎮華厳村にあり、箱蓋山に開削され、 現存2大窟、造像159体。 華厳洞摩崖作像は北宋初年に掘られ、洞窟内に華厳三聖と十大菩薩が有名だ。内には宋代作像159体があり、歴代の碑文は24箇所が刻まれていた。
八廟臥佛院
国宝の石刻臥仏(3号窟)は、釈迦涅槃聖蹟図、唐代の作品で、一番有名だ。 仏がぶら下がって眠っているような仏は高さ約20メートルの砂岩の中に横たわっていて、背の北側は南で、全長が23.4メートルで、頭の長さが3メートルで、肩幅が3.1メートルで、わが国の古代仏石刻の中、一番大きい。 仏の頭の後ろに横たわって、立ている力士を守り、高さは1.9メートルである。
孔雀洞
孔雀洞は安岳町から南東57キロの双龍郷孔雀村にあり、南宋に開削された。孔雀洞は南宋嘉煕年間(1237~1240年)、「三教」が洞窟と造像した。現存の石刻は、造像75体、経目塔1基。この 中、窟内の孔雀明王、天王、金剛の諸像は特に精巧である。南岩には83箇所の唐代造像窟があり、造像内容の多くは唐代の社会生活を反映している。 その中で34号窟の高さは観音、地蔵、日光、月光の4体の菩薩と立仏などはいずれも高さが1.5メートルで、珍しい作品である。
名山寺
安岳町から東60キロの民楽村虎頭山にある。 北宋に開削され、現存する窟は20個で、造像は63体である。ここの 造像体は大きく、毘盧仏、文殊菩薩、観音菩薩、大勢至菩薩などの造像がある。
玄妙観
安岳町から北20キロの鴫大鎮玄妙村集聖山にある。 開削した時間は唐開元六年から天宝七年(718~748年)。 現存する窟は79体、造像1293体。 主なのは道教の石像で、仏道の合わせ棚もある。造像の分布範囲は東に25メートル、南に40メートル、西に27メートル、北に14メートルである。 面積は6,660平方メートルである。
蔵経洞
臥仏溝の中、もう一つの有名な文化財は蔵経洞にあり、規模と価値がある。 臥仏溝の南北岩の中、約800メートルの断崖の間に堀、55箇所の蔵経窟が開削された。 ここの臥仏院刊仏典が刻まれていたのは全国的に珍しいことで、専門家は国の宝物であることを称賛していた。
千仏寨
安岳県の岳陽鎮にある大雲山の上、崖の間に堀、 唐、五代、両宋に始まり、明、清に至り、現存の窟の間に105個、造像は3061体もある。 この中、薬師経変図、西方三聖、一仏四菩薩、八菩薩、弥勒仏、釈迦説などの仏窟は特に精巧である。四川省政府は1956年に千仏寨を省級文化財保護機関として発表した。 千仏寨の石刻の造像は、スケールが大きく壮観である。千仏寨摩崖像は隋(西暦593年)に始まり、最盛期は唐代の「開元」、「天宝」の間であった。 56号の唐代石像・観音浄はもっと典型的な盛唐石刻の風韻がある。 薬師瑠璃仏も珍しい石刻芸術の珍品である。
木戸寺
木戸寺の建築は亭、台、楼、塔、殿の珍しい古建築群である。 このお寺の門は木で作られやため、名から木戸寺と呼ばれている。 木戸寺は安岳町からの北20キロの清涼山麓にあり、明代永楽年間に建てられた。 大殿は雄大で、亭の中に塔を建て、精巧である。お寺には高さ3.4メートル、幅1.2メートルの大きな石碑が2つ立している。 木造に似せた石造りの建物は、世界的にも珍しく、建築学者や彫刻芸術家が研究と鑑賞する価値である。














































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