成都観光・成都現地ガイド及び九寨溝・チベットラサ観光紹介

成都現地ツアー、九寨溝現地ツアー、九寨溝黄龍ツアー、ラサ現地ツアー、チベット旅行ツアー、チベット現地旅行会社http://www.tibettabi.com

九寨溝現地ツアー

九寨溝は四川省の北部、岷山山脈の奥深いところに位置しています。総面積は約6万ヘクタールにも及びます。渓谷沿いにチベット族の村が九つあることから、九寨溝と呼ばれるようになりました。他にチャン族、漢族、回族なども居住しています。


九寨溝は原生林が生い茂った50キロほどの渓谷に、大小108の湖や泉、滝が点在する景勝地です。九寨溝には原始的生態環境がそのまま残されており、希少な動植物も多く生息しています。140種類もの鳥類やジャイアント・パンダなど、危機に瀕している動物の生息場所としても知られています。


この海抜3000メートルを越える山岳地帯は、およそ2億5千万年前の海底隆起によりできました。氷河の移動により渓谷が削り取られ、岩石や土砂が取り残されました。その後、大量の石灰を含んだ地下水が湧き出て、石灰が堆積物に付着した結果、棚田のような独特な湖沼ができたと考えられています。透明の湖底には、樹氷のような石灰華が横たわっています。これは倒木に石灰が付着してできたものです。堆積物に石灰が付着して出来た堤には樹木の種が宿り、やがて芽吹き成長し森となります。大自然は、人間の想像をはるかに超えた造形美を生み出しています。


九寨溝は、山間部に位置するため天候の変化が激しいです。山頂には一年中雪が消えることがなく、春でも夜間は0~4度と気温が低く冷え込みます。夏の平均気温は最高19度~22度で涼しく、夜には薄いセーターが必要なほどです。九寨溝は年間降水量が600mm程度で、7、8月の雨季を除くと雨は少ないです。


九寨溝の四季、春は一面に緑が萌えだし、夏は日差しを浴び煌めく滝の飛沫、秋は紅葉に染まる山々と湖水のコントラスト、冬は湖のコバルト色がさらに映えます。九寨溝の四季折々に変化する景色は、多くの人々を魅了しています。

チベット旅行ツアー

大昭寺(ダージャオスー)【世界遺産】
7世紀中ごろ、吐蕃部族の首領、松賛干布(ソンツェン・ガンポ)がこの地を治め、641年、統一を果たした後、唐王朝の文成王女を妻にめとり、王女がチベットに入った後、湖を埋め立てて、廟を建てました。 この廟が、大昭寺(ジョカン)だといわれています。ラサ市街の中心部にある、647年創建のチベット最古の寺で「ジョカン寺」とも呼ばれます。チベット仏教の聖地で、多くの巡礼者が訪れます。ソンツェン・ガンポ王が唐から文成姫を妃に迎えるため、ネパールからの先妃・ティツン妃が建てられたといわれ、持参した釈迦牟尼像が本尊です。金瓦の屋根をもつ4つの堂が東西南北に置かれ、文化財も多く保存されています。


サラの中央区にある大昭寺は、1350年の歴史を持っています。大昭寺は、チベットで現存する一番輝かしい吐蕃時代(吐蕃は7世紀初めから9世紀中ごろにかけてチベットにあった統一王国です。)の建築でもあり、一番古い土木構造の建築でもあります。そして、大昭寺の建設をきっかけに、チベット独特の「平川様式」と呼ばれる寺の組み立てが生じました。何度も修復を繰り返し、増築をして、現在の25100平方メートルあまりの広い建物になりました。


大昭寺は、多くの仏を祭る神殿だけではなく、仏教の宇宙に関する理想的な様式である壇城を立体的に真実に再現した建物でもあります。大昭寺の玄関の前に、石柱が三本あります。その中の一つの石柱には、漢字とチベット文字で、西暦823年に結んだ唐蕃会盟書が書いてあります。庭の周り柱廊と回廊の壁画には、千人の仏像が描かれているので、「千佛廊」と呼ばれています。


大昭寺の壁画の総面積は、4400平方メートル余りです。千佛廊を右に曲がり、両側の夜叉殿と竜王殿を抜け、数百の酥油灯(ヤクの乳を煮つめた油の灯)の後ろは、有名な覚康仏殿です。そこは大昭寺の主体で、一番重要な仏が祭られています。その仏殿は、密閉した庭の様式をしている四階建ての建物で、中央区は経典を読む所の大経堂です。大経堂は、大昭寺の僧侶たちが経典を読む場所です。大経堂から遥かに置かれている素晴らしい千手千眼観音像が見えます。観音像の左側には、仏像の「連花生」があり、右側にも仏像の「強巴」があります。大経堂の周りは、全て小さな仏殿です。その中でも、中心にある釈迦の仏殿は、広いです。他の小型の仏殿は狭いですが、きれいです。釈迦の仏殿は大昭寺の中心であり、聖地詣でをする者が憧れるところです。その仏殿に祭ってある釈迦の仏像は、文成公主が持ってきたものです。http://www.tibettabi.com

九寨溝ツアー・九寨溝現地ツアー

中国の九寨溝の町をご存知でしょうか?九寨溝は、日本人からする少しマイナーな観光地かもしれません。しかし、ユネスコの世界遺産に登録されている自然保護区で、世界的な知名度は高い観光スポットなんです。「童話の世界」と称賛された九寨溝景勝地は、中国四川省アバチベット族チャン族自治州羌族自治州の九寨溝中南部に位置し、一段と高くそびえる岷山山脈の奥 地にあって、成都市から約400㎞に離れています。景勝地域内には、盤信、彭布、故洼、盤亜則査洼、黒角寨、樹正、菏葉、扎如など9つのチベット族の村が あるので、この名称が付けられました。標高は2000-3100mで、高山深谷炭酸塩地形及び地域に属し、気候は穏やかで心地よくて、冬は寒風もなく、夏 は爽やかで涼しいです。年間を通しての四季は美しく、世界中で旅行環境が最高の景勝地の1つです。
九寨溝の総面積は約6万ヘクタール。樹正景勝地、日則景勝地、長海景勝地、宝鏡崖景勝地、原始森林生態景勝地など5つの景勝地に分類されます。3つの渓流 (日則溝、則査洼溝、樹正溝)は「Y」型を呈して、主な景観がここに集中しており、高山と湖、積み重ねる海、色彩豊かな林、雪山、チベットの風情をもって 国内外に、その地名が知られています。九寨溝の観光の見所である、まるで鮮やかなブルーの絵の具を溶かしたかのような色彩の五花海はとっても神秘的!透明度が高く、池の底に沈んでいる木の枝さえも、くっきり見えるほどなんです。
樹正群海エリアは数十個の大きさが異なるさまざまな湖で構成され、九寨溝秀麗な景色の大門だと認められます。湖は互いにつながり、何千メートルもくねくねと続いて、幾重にも重なった段々畑のように見えます。これらの美しい湖が樹正寨(九寨溝民俗文化村)の隣に位置するので、「樹正群海」と名付けられました。湖の間にトラバーチン(カルシウム炭酸塩が付着しながらも成長する苔)の沈着からできたあぜ道があり、バター色の土手が湖水を隔て、それぞれの大きさが異なる湖なってきました。
水は上流から土手を乗り越え、茂みの間を流れて、下の湖面に落ちて滝になり、銀色の波のように飛沫(しぶき)が飛び散ります。水のすだれと激流はそれぞれの湖に広がり、樹正群海の動態と静態を満喫させた階層がはっきりしています。土手の上では、松、伊吹(イブキ)、杉などの樹木が群生し、珍しい花や草も色鮮やかに、美しく生えてきます。春と秋になると、枝葉が生い茂り、青々とした緑が滴り落ちてきそうで、草花が色とりどりで華やかに一斉に咲くようになります。魅力的な景色は紺碧の湖水に投影して、そよ風が水面を撫でると、細波に変化して、人の心を揺さぶるようになります。そのため、樹正群海はまた「九寨溝の縮図」だと認められ、「九寨溝の寵児」とも誉められています。

樹正群海の沿岸には、古い粉ひき場とマニ車があり、水流によって止まることなく回転しています。当地チベットの住民は敬けんで、常に 経典を読みに行って、観光客は原始的で素朴なチベット風情を体験することもできます。樹正滝は樹正群海の上方に位置しており、標高が2295メートル、最高部の幅がおよそ60メートル、高さが15メートルで、九寨溝に入ってからの一番目の滝です。


九寨溝四大の滝の中では、最も小さい滝の一つですが、その勢いは始めて九寨溝を観光する人を震撼させることができます。上流の湖水が、浅瀬に沿って流れ、ここで巨大な水流に合流して流れ落ちています。滝底部の石灰化しできた沈着物が少女のスカートのようで、緑鮮やかな樹木と滝から落ちる水流が玉すだれように見えて、同時に壮観で比類ない景観を構成しています。http://www.tibettabi.com