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チベット観光・卡若拉氷川(カロラ氷河)

卡若拉氷川(カロラ氷河)はチベットの四大ピークの一つである乃欽康桑峰(7191メートル)の南斜面に背を向け、チベット江孜県、仁布県、浪卡子県の3県境に位置し、江孜県城から75キロ離れ、年楚河の源流の1つです。カズラは浪卡子と江孜県の間の道路上で最も高いくぼみで、標高は5045メートル。

卡若拉氷川は乃钦康桑雪山の一部分で、典型的な大陸氷川です。形が流れている氷雪のようで、上部には緩やかな氷帽があり、下はぶら下がっている氷舌が二つあります。氷川全体の面積は9.4平方キロとなっています。卡若拉氷川の岩には水晶があり、道の小石にも水晶が入っています。そのほか、雪は隙間に沿い溶けてしまって、様々な姿をしている氷の林も生成しました。強い日差しに反射されて、ピカピカと輝いています。カロラ氷河は乃欽康桑(念青岡桑峰)は拉軌岡日山の主峰です。乃欽康桑雪山の山体は雄大で、頂部の尖錐が突出しており、坡嶺溝と谷間の年間積雪は116以上の氷河を発育し、カロラ氷河の氷舌の前縁は海抜5560メートルで、最低氷層の高さは毎年気温の変化に伴って少し昇降し、氷河の面積は118.82平方キロに達しました。

卡若拉氷川の上部は緩やかな勾配のアイスキャップで、下部は氷河を懸垂する形の2つの氷舌です。東の氷舌は長さ3キロ、幅は750メートル、氷舌の末端の高さは5233メートル、西の氷舌は長さ4.5キロ、幅1.5キロ、氷舌の末端は5145メートルです。氷なだれを防止するため、氷川の周りは柵で囲われています。卡若拉氷川の麓には駐車場があり、そこで氷川の美しさを堪能することができます。褐色の山は真っ白な雪に覆われており、氷雪は相当厚いので、風に吹かれて溶けた痕は目立ち、皺のように深く刻まれています。そして、氷雪は山を包む布団のようで、山との境界線ははっきりしており、いつの間にか山から落ちってしまう印象がします。空は青く、雲が白い雪の高原に、巨大な氷川が頂上から中部に広がっており、その景色は立派で美しいです。

冬の卡若拉氷川は一層清らかになり、植物が枯れた後の卡若拉氷川はまるで白い仙女のようです。山々の上に立ち、神聖かつ純潔です。ラサからシガツェに移動する途中で、その美しい奇観を見物することできます。駐車場から写真を撮ってる旅行者も多く目に見えます。しかし、今は温室効果の影響で氷川は溶け、しだいに小さくなってきています。卡若拉氷川の巨大な氷河は山頂の雲霧が漂うところから、道路から数百メートルしか離れていない道端まで続いています。

長年の道路を走る車の影響で、埃に覆われてしまい、氷川全体は黒と白の層とが重なる形になりました。真っ白で透き通った氷川をイメージしがちですが全く異なります。卡若拉氷川はたびたび映画(『紅河谷』、『ギャンツェの戦い』、『雲水謡』などの人気映画)のロケ地となった影響で人々の注目を集めています。
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