チベットは中国の南西辺境に位置し、面積は120万平方キロ余り、平均海抜は4000メートル以上で、「世界の屋根」と呼ばれています。この高い場所では、雪山が横たわり、青い湖が静謐で、金色のハダカが川谷に香りを漂わせ、さらにその輝かしい古寺があり、心を奪われました。

チベットの高原湖は点在しており、大部分は内陸湖で、雪山の水が流れ落ち、低い土地に集積湖が蓄えられています。チベット最大の湖はナムツオ納木措で、海抜4718メートル、面積は1920平方キロ、水色は深く青く、澄みきって底が見え、周辺の雪山の影も加わり、さらに景色が心地よいです。世界で最も高い湖はアリのマビャンツォで、神湖と呼ばれており、毎年多くのネパール、インドの香客、観光客が山を越えて水を渡って、湖水が雪山の中に静かに横たわって、湖畔の水草は豊かで、牛や羊は肥えていて、景色は美しくてたまらない。

蔵北草原は40万平方キロあり、中国の5大牧場の1つで、古くは「羌塘大草原」と呼ばれ、ここは土地が広く人が少なく、野生動物の楽園である。最も多く見られたのはチベットカモシカで、それらは優美な長い角を持っていて、走ると時速100キロ以上に達することができる。これまで地球上に残されてきたごく少数の自然生態が完全に保たれているこの高大陸は、広く、広く、静かで、世界最大の天然動物園である。

三江源保護区は青海省の南にあり、チベット自治区と境を接し、東部は四川省と隣接しています。北は青海省ゴルムド市、都蘭県と接しています。三江源保護区の総面積は31.6万平方キロメートルで、青海省の総面積の32.7%を占めています。

三江源自然保護区は揚子江と黄河と瀾滄江の発祥地です。三江源保護区は中国最大の自然保護区で、保護区の面積は山東省の面積に2倍相当します。我が国の天然湿地をとして、平均海抜の4000メートルぐらいです。科学者の計算によると、揚子江の総水量の25%、黄河の総水量の49%と瀾滄江の総水量の15%は三江源地区から来ています。世界の高海抜では生物多様性が最も集中しており、希少な野生動物70種が分布しています。http://www.tibettabi.com